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8*31=マイメイバースデー☆

b0064495_14251590.jpg今日は、マイメイの誕生日デス。
今年も元気で可愛くなってて下さい。
素敵な一年を過ごして下さい。
そんな位しか言う事が思いつきません。笑。それで十分です。はい。笑。
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by yoseatumejin | 2006-08-31 14:27 | ありがとうorおめでとう

最終列車「東京」(全1回)



題 最終列車「東京」


 仄、青白い夜の駅構内。
 二番ホームでは、下りの快速として入っていた青いストライプの八両編成の列車が、小休止を終えて唸り始める時刻だ。
 この青線の列車こそが、終着駅であるこの小さな街を出て、東京へと向う最終列車だった。

 この街は、東京から少しだけ遠い。
 ベッドタウンの最果ての街は、億劫がらなければ日帰りで東京へと遊びに行ける所から、それなりの人口で栄えている。
 言ってしまえば、普通の街で、何処にでもあるものがあって、何処にでも居る奴が住んでいる。そんな街だ。
 だから、この街の若者達は、この街のそこそこ都会な所に満足し、そこそこ田舎である事にも満足し、自分達の目に届く範囲に「東京」がある事に満足しながら生きて居る。

『ちょっと足を伸ばせば、すぐに行ける』

 この国の中心に住まう、同世代の者達と、自分達が何も変わらないだろう事に安堵しながら。

 だが、この街にも「東京」へ向う最終列車が存在する。
 遠い九州の若者が、遠い北国の若者が、夜行列車に乗り込む様に、この街を出て東京へ向う若者が乗る列車が存在する。
 それが、最終列車「東京」なのだ。
 列車は、午後の十時半という中途半端な夜の闇に見送られ、〇時六分という不夜城「東京」の始まりともいえる時間に到着する。

『なんて、明るいんだろう……』

 重たいバッグ一つを抱え、ネオンの洪水に照らされて、若者はじっと立ち竦んだ。
(十二時といえば、夜中じゃないか)
 否、「東京」にその言葉は必要ではない。
 この街は、眠らないのだ。それがこの街の、普通なのだ。
 若者は、今迄満足していた自分の街が、やけにちっぽけに見えて来て苦笑した。
 昨日まで満足していた都会は、都会ではなかったのだ。本物とは、こういうものだ。大勢の人間が、渦の様に蠢き、快楽を求めて波打つ。
 若者は、その波の白粒へ、今自分が成った事を感じながら、動き出した。
『夢を叶えるには、やっぱり東京に出るしかない』
(出て良かったんだ)
 若者は皆と共に歩き出した事で、まるで自分が目標に向って真っ直ぐ進んでいる様な気がして安堵した。
『自分には、夢がある』
『叶えたい夢がある』
(東京なら、叶えられる)
 明るいネオンと人垣は、まるで自分を上へ上へと送り挙げる花道の様に続いていた。

 −−−元気で、やってるかー?

 電話口で、そう聞く友の声に、若者は「あぁ」と答えた。
 元気か? と問われて、否定する程でも肯定する程でもない今の自分の精神を、若者はどんな言葉で表現して良いのか分からなかったからだ。
 電話の向こう。
 若者は、そこで起きている色々な事柄を聞かされても、今ではもう懐かしいと思わなくなっていた。それよりも、随分と瑣末で下らない事しか起きていないなと感じる。
(俺は、あの街の何に満足をしていたんだろうな)
『東京では、そんなの当り前過ぎるぜ?』
 若者はセセラと笑うと、長くなった電話を切った。

 東京の朝は、不夜城という顔を持って居る事を感じさせない程にストイックだ。
 きっちりと着込んだ、ネクタイスーツのサラリーマン。
 ヒールの高さを気にする事なく、速足で過ぎ去るOL。
 何処のものか分からない程、入り乱れ溢れている制服姿の中高生達。
 若者は、彼等を地下鉄のホームでぼんやりと遣り過ごして、空き始めた列車に乗り込んだ。そうすると、自分と同じ様な、目的がある様だか何処へ向うのか一見しては分からない者達の姿が目に映る。
(此奴等、何処へ行くんだろう)
 皆、列車に乗っているのに何処へ行くのか見えては来ない。一人、二人と各駅毎に消えては行くが、同じ様な人間が乗り込んで来るので、まるで永遠に変わらない世界の様に思えた。
 若者は、隣で眠った様に腕組みをしている男が付けているヘッドフォンから洩れ聞こえる曲に耳を澄ませた。
『知ってる曲だ』
 そんな事に、妙に安心する。
 自分がまだ、東京の常識から落ちこぼれてはいない気がする。だが、若者は『まだ』と考えた自分を少し嫌悪した。
(まだ、なんて…ギリギリみたいじゃねぇか…)
 東京という世界の最後尾に、必死でくっついている田舎者の惨めさを感じさせられた気がして、若者はヘッドフォンの男から逃げる様に列車を降りた。

 何日もを、東京で過ごして、若者は『生活』に追われる様になっていた。
 夢を叶える筈の場所は、若者の生活基盤へと変化していた。
 東京に住み続ける事が、目的となり、東京にある快楽の、全てを享受したいと思っている自分が居る事を、若者は感じていた。
(此処には、全てがある)
 新しいもの程、手に入り易い。
 見たいものが、確実にやって来る。
 金があればあるだけを、気楽に使える場所が用意されている。
 気が付けば、若者は、働いていた。
 より条件の良い所を求めながら。

 月日の果てに、仄青い駅に、嘗ての若者は立っていた。

「見送り、かね?」
 若者だった男は、二番ホームのベンチに座る初老の男から声を掛けられ、見ていた列車から視線を動かした。
「いえ…ただ、懐かしくて…」
 男は一度だけ首を横に動かすと、胸ポケットからピースの箱を取り出した。二本引き抜き、老人に差し出すと、彼等は黙ってそれらに火を灯した。
 青いラインの列車の扉には、若者達の一団が群れている。
『頑張れよ!』
『しっかりな!』
『絶対遊びに行くから!』
 友人に見送られる若者は、隣に少女を連れていた。
(二人で、出て行くのか…)
 どんな理由があって、ほど近い東京へと二人で出て行くのだろうか。
 男は、友に囲まれ幸福そうに笑う二人が、この列車を選んだ理由を分かる気がしながらも、何故この列車に乗って出ていかなければいけないのか分からない自分を感じていた。
(もう俺には、必要のない列車なのだな…)
 最終列車「東京」は、ただ東京へと向う最後の列車ではないのだ。
 この街から、東京へ……二度と戻らぬ事を、己に誓った者が乗る列車なのだから。

 嘗ての自分が、そうであった様に。彼等もまた、向う。

「お前さんも、乗ったクチかね?」
 老人は煙を億劫そうに吐き出すと、のろりと言った。
「えぇ…昔の事ですよ」
「そうかい」
「はい…」
 男はそう答えた後、銜えていた煙草を吸っていなかった事に気が付き、諦めた様にそれを揉み消した。
(この列車を前にして、あの若者達を前にして、俺が勝てる筈などないのだ)
 若者だった自分は、ある時、ぷっつりと東京が見せてくれていた夢から目覚めた。
『俺の夢は、ただの夢になっていたんだ……』
 東京は、夢を持っていると『言う』だけで住む事が許される街だった。
 夢があるのだと思っていれば、今日の惰性を許される街だった。
 男は、何も手にしていない自分を鏡に見て、初めてそれを知ったのだ。
 老人はジッっと音を立てて消えた煙草殻を見やると、男に話掛けると言うよりも、語る様に言葉を紡いだ。
「オレも、その昔あの列車に乗ったのさ…。キラキラ光るもんにばっか目の行く奴だったからな、似合いの街だった」

 ジリリリリリッ。

 発車のベルと共に、プシュリと音を立てて扉が閉まると、見送りの若者達は先よりも大きな声で二人に声援を送り、手を振った。
 窓の向こうの二人も、寄り添う様に立ったまま、手を振り返している。
 希望に満ちた彼等を乗せ、青ラインの列車は、低く唸っていた巨体をじわりと前に進めると、しゅるしゅると青いホームを抜け出す様に走り出した。
(……頑張れよ)
 男は、消えて行った列車と、見送りを終らせ賑やかに階段を昇って行く若者達を見過ごした後、老人に軽く会釈して自分もまたホームを後にした。
 老人は、そんな男の顔を一瞬探る様に見た後、指に挟んでいた煙草を軽く持ち上げた。
 それはまるで、

 −−−もう、此処に来ない方がお前さんの為だろうよ。

 と男に告げていた。

 東京には、うねる程に人が居る。一人二人増えようとも、一人二人消えようとも、問題ない程に溢れている。
 そして、若者の夢と同じものが幾つも転がっていた。
 若者が東京を去ろうと、心に決めた日。
 まるで見ていたかの様に鳴った友からの電話に、彼は泣いた。
『東京はさ…天井が、低いんだよっ……迫って来るみたいに、押し潰されそうになる程に…何処もかしこも低いんだ……その天井を見る事が俺は…もう怖いっ…。俺を押し潰しそうな東京が…怖いんだ……っ…』
 若者は嗚咽の間にそう言葉を紡ぎながら、それでも己の心が東京を求めている事を感じていた。
 それは、砂の楼閣。蜃気楼(まぼろし)のオアシス。
 夢を持った心が求めて止まない、執着の駅。

 改札口を出た男は、風に煽られる様に振り返った先に、青白い駅舎に照らされた満月の姿を見た。
(掴めそうな、月だ……)
(こんな俺でも、掴めそうだと思える月だ……)
 男は心中、そう感じる自分を滑稽だと思いながらも、そろりと宙に手を伸ばした。
 手の平を上にして、きゅっと掴む。
 握った拳の中に、月が隠れて、男はハハハと声を出して笑った。
(これが、故郷の優しさってやつなのかもしれないな……)

 東京は、優しい街だ。
 夢を持つ者に、最も寛容な街だ。
 この街は、優しい街だ。
 夢を失った者に、最も寛容な街だ。

 男は、掴んでいた月をその手から開放してやると、自分以外の人影を見ない宵闇の道をとつとつと歩き出したのだった。


  終わり
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by yoseatumejin | 2006-08-29 21:33 | 短文/(計19こ)

映画『ハチミツとクローバー』

b0064495_1341013.jpg過日vお友達のNちゃんと映画『ハチミツとクローバー』を見に行きましたv
はぐちゃんとあゆみちゃんが、マジで可愛いーvかったです。そして、原作漫画では一番真っ当なはずの竹本君が、一番なんか変わった人でした。苦笑。そして、一番変わってるはずの森田さんが、一番普通に見えました。真山は、三次元では大変過ぎました。汗。理花さんと花本先生は、終始まともでした。楽しかったです♪ニャンザブロー!

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by yoseatumejin | 2006-08-28 13:51 | よせあつめ乱打

8*25=ごっさん☆お誕生日ーv

b0064495_14322771.jpg今日は♪お友達のごっさんのお誕生日でしたーっv(今日、知りましたー!苦笑)おめでとうございますvごっさん♪素敵な一年を過ごして、色々な事をまた発信して行って下さいねv
お会いしたのは、もう一年近く前なのですが。先日の久し振りの再会vのお陰でこうしてお祝いできて良かったですーvタイミング良いですーv(いつも逃しまくるから、嬉しいなぁ♪苦笑)
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by yoseatumejin | 2006-08-25 14:35 | ありがとうorおめでとう

松岡亮さんの『kotoba』

b0064495_11523621.jpg7月13日にカキコミして下さった、クララさんが教えて下さったのでv

>松岡亮さんの“書いては消えるkotoba”も面白いから、興味あったら是非見てみてください。

に時々、見に通ってます。松岡亮さんのサイト、素敵です。クララさんのおっしゃる通り、kotobaは読むたびに、ハッとさせられています。しかも、それが次のkotobaが生まれる時には、前のkotobaは消えてしまっているのです。

その潔さ。美しさ。そして、消すという事ができる松岡亮さんの強さを感じます。
クララさん、教えて下さって本当にありがとうございましたv
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by yoseatumejin | 2006-08-24 11:58 | 明星さん

ミクシィ。けんちん・Fさんの7000番のキリ番ゲットv

b0064495_1355590.jpgお礼申し上げるのが遅くなってて、すみません〜!先月の中頃vお友達のけんちんさんのミクシィ日記にて、7000番のキリ番を見事にゲットしてしまっていたJNじり子なのですv
そして、その記念にと『岡本太郎デザインのハンカチ&五木寛之サイン入り単行本『新・風に吹かれて』の豪華ダブルセット』を頂いてしまったのですー!うぉー!
ありがとうございます!!なんという幸運☆なんという幸福☆本当にお心遣い頂き、心よりお礼申し上げます!ぺこりv
岡本太郎さんのハンカチは、タオル地の使いやすい感じのですしv(今、甲子園絡みでちょっと流行りでしょうか?笑)
本の方は、初めて五木寛之さんの本を読ませて頂き、とっても読みやすい文体の共感出きるエッセイで楽しくて幸せでございましたv
けんちんさん、本当にありがとうございました!!ペコリリンっ☆
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by yoseatumejin | 2006-08-23 13:55 | ありがとうorおめでとう

初めてのお料理教室v

b0064495_11562593.jpg先日。ふーちゃんに誘われて、初めてお料理教室なるものに参加しました!えぇ。全く私にふさわしくない場所ですよ?笑。(食べるの専門だしーv)
でも、楽しかったです♪アウトドアに持って行くお料理という事で、簡単な感じでボリュームあってv塩だれ豚肉で巻く焼おにぎりがサイコーでした!うまし君でしたv
アガーで作るゼリーも美味しかったー!ふーちゃん、誘ってくれてありがとう!沢山食べれて幸せでしたvもふもふ。(やっぱ食べるの専門だなぁー)
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by yoseatumejin | 2006-08-22 12:05 | よせ日常。

九州アーティスト学院 Live at "studio106"に行きましたv

b0064495_10513641.jpg先月7月29日に、ティセちゃんと『九州アーティスト学院 Live at "studio106"』というライブに行きましたv
九州アーティスト学院という学校の生徒さん達の発表ライブ☆みたいな感じで♪とってもアットホームな雰囲気のライブでしたv初めて人前で歌います!という皆さんは、緊張してるけど一生懸命で素敵でしたーv
引田香織ちゃんも卒業生という事で歌って下さって、やっぱり素敵な歌声に感動でした!そして、ライブの後に「まだ自分のサインないんですよ〜」っておっしゃってたのですが、サインして頂いちゃいましたvえへvお花も描いてもらっちゃって、本当にありがとうございましたv
勿論v生徒さんの後ろで奏でる、津久場さんのギターも凄く素敵でした〜っv大内さんの生ピアノも格好良かったですっv
本当に、楽しい一時ありがとうございましたvティセちゃんも付き合ってくれてありがとー!でした♪
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by yoseatumejin | 2006-08-21 11:01 | ありがとうorおめでとう

ゆちゃ様と、初遊びーっv

b0064495_1163862.jpg過日vメル友のゆちゃ様と初めてお会いして、一杯遊びました〜♪
ゆちゃ様、ありがとうー!凄く楽しい時間でしたっvまたいつか、絶対遊ぼうねー!
という訳で、ボーリングとかしたのですよ!ゆちゃ様は凄い上手でした。『G』がね、スコア表にないのです〜!私のには、一杯書かれてるのに。おかしいな?苦笑。
その結果。合計点が私の二倍以上なゆちゃ様。あれ?同じ2ゲームのはずなのに。ってゆーか、投球回数なら、私の方が多いのに...。笑!(←つまり駄目駄目だって〜、にゃー!知ってるもん!苦笑)とても楽しかったデス。

そして、丁度?ボーリングの日とかでクジ引いて景品が貰えるという特典つき!凄いーv嬉しいーvとひいたその結果。
ゆちゃ様は、お菓子をゲットしましたv凄いにゃーv良いなぁーvおかしー!
そして、私は、と言うと。ボーリング犬?(上。写真参照)の団扇でした。....団扇か。.....なんか、お約束通りじゃないか?この展開。と、ちょっと思ったじり子でしたvえへ。苦笑。

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by yoseatumejin | 2006-08-18 11:19 | よせあつめ乱打

『俺たちは志士じゃない』

b0064495_11543042.jpgえーっと、大分前ですが。苦笑。神戸でキャラメルボックスの舞台『俺たちは志士じゃない』を見て来ましたv
再演作品でありながら、演出家さんがマキノノゾミさんという方に変わったという事で内容は全く印象を変えていた舞台でした!私は、こっちの方が好きかもvですねー。なんというか、映画の様な印象の舞台でしたv楽しい一日でしたわよね、ムラちゃん♪
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by yoseatumejin | 2006-08-17 11:58 | キャラメルBOX